『自己愛性人格障害』本人のブログ

自己愛性人格障害者本人が綴る、深層心理

1人で居られない

自己愛性人格障害者の特徴で

1人で居られない

というものがある。

他者を通さないと自己像がぼやけてしまう

自己愛性人格障害者は1人でいることが苦手である。

 

しかし誰でもいいから一緒にいてほしいわけではない。

自分を素晴らしい自分にしてくれる誰か

と一緒にいたいというのが本音だ。

むしろ、

素晴らしくない自分にする誰かとは

距離をとる

 

自分を素晴らしくしてくれる誰かとは、私の場合はまず、自分の冗談やわがままな行動を心から面白いと感じて笑ってくれる人は大好きだ。

そして私の意見に賛同し、その考えは素晴らしいねと褒めてくれる人も大好きである。

幼児的万能感が増長される

根底にある劣等感は払拭され素晴らしい自分になれるのだ。

 

自己愛性人格障害者は

相手そのものの人格を見るのではなくて、

自分に対してどの様に接するか、

反応するかでその人への対応を変え、

時に恋愛感情(と勘違いされた依存心)を抱く。

相手の人格そのものや気持ちに寄り添うという発想を持ち合わせていない。

論理としてはわかるのでそのフリはできるのだが、自分の核が存在しないため本当にそれはフリでしかないのだ。

 

1人で居られない私だが一人暮らしをした経験がある。

しかし、仕事のあとは殆ど友人との予定漬けだった。

もちろん高給とりではないのでお金に際限があるため、夜の仕事も掛け持ちして居た。

当時恋人もいなかった私は

見ず知らずの人にさえ必要とされることが

嬉しいと感じていた

人と話すことが好きだという風に解釈していたが、ただ1人になって自分の劣等感と向き合うのを恐れているだけだった。

 

結局、自己愛性人格障害者が1人で居られないのは

自分の核のなさから底抜けの劣等感を

1人で処理できないからである。

誰かに、自分は素晴らしい、必要だといわれないと自我が崩れてしまう。

その恐怖から逃れるために自分を素晴らしくしてくれる誰かと一緒にいたがるのだ。

 

元夫は確実に素晴らしい自分にしてくれる誰かであった。
私は元夫の、私を1番に優先して、私に感情移入し、ひたすら優しいところが大好きだった。

元夫の人格や気持ちなんて

どうでもよかった
私は元夫を通して自分の中に帝国を作り上げていた。
居なくなったことでその帝国は一瞬で滅亡した。

その焦燥がしがみ付き、ストーカー行為と行動化されて事態はますます悪化したのはいうまでもなかった。

 

現在私は恋人の家に居候状態である。

恋人が自分を素晴らしくしてくれる誰かなのかと聞かれると、答えは?である。

例えば聞き上手なところとか、そういう部分もあるのだが私を賞賛したり持ち上げることはないし、わかりやすく甘やかすようなこともない。

ただ、やはり毎日の食事を美味しいと言って食べてくれたり、面白いと感じた話で笑うところや、抱きしめて寝てくれるところなど、

自分の承認欲求を日々満たしてくれる

ことは確かである。

恋人のおかげで私自身今はかなり安定して居て自己愛性人格障害者であることを忘れそうになったりすることもある。

しかし、きっとそれはまた1人になったときに強く自覚するのだろう。

思いやるフリでもなんでも、相手のことを考えることも日々忘れないように努力するまでだ。