『自己愛性人格障害』本人のブログ

自己愛性人格障害者本人が綴る、深層心理

自己愛が助長される環境

元夫との離婚から半年以上が過ぎた。

改めて結婚生活を振り返ると、あの環境は私の自己愛を助長していた。

 

まず私は地元の関西を離れて地方都市へ嫁いだ。

友人はおらず、全ての行動は元夫を伴ったものであった。

元夫は家族から大切にされていて、息子の選んだ私のことを家族もとても大切にしてくれた。

ここでいう家族とは両親だけでなく、祖父母や親戚もである。

 

そして元夫の会社の人も私を特別扱いしてくれた。

嫁いだ土地はわりとよそ者がくるような場所ではなく、関西出身の私は珍しく、面白い人として重宝された。

 

そして元夫は私に対して異常に優しかった。

まるで子供を褒める母親のようにいつも私の味方をしてくれた。

元夫の前で私は3歳ほどの精神年齢で接することが多かった。

元夫はそれを可愛がり喜んだ。

今考えると滑稽である。

 

排他的といわれるその土地で特別扱いされて歓迎されること。

その環境は私に

こんなにも社交的で

人と明るく接することのできる

素晴らしい人間であるという意識を

芽生えさせた。

これこそ

幼児的万能感

である。

 

本当はそんなことないのだ。

周りが私に対して名一杯優しくしてくれたから

私はその優しく接されるという反応で

自己を見出していたのだ。

本当の私は空っぽである。

元夫なしでは生きれない自分に気づかないほど私の自己愛は肥大化していた。

 

どれだけ甘えさせてくれても、健常者であれば自分の価値観がその甘えを常識的な範囲を逸脱しないように行動制限する。

しかし自己愛性人格障害者は

どこまでも甘え続ける。

空っぽの自分を満たすために求め続けないと精神がおかしくなってしまう。

自己愛性人格障害者が結婚してても浮気するといわれるのは、自分はこんなところで収まりたくないという甘えが他に甘えさせてくれる環境を求めるがゆえだ。

(ちなみに私は浮気こそしていないがもっといい人がいると思ったことは何度もある)

 

…恋人ができたことで自分について考える時間が減ったが、改めて考えると本当自分はろくでもない人間だ。

怖くて聞けないがなんで私なんかと付き合ってくれるんだろう、騙されてるんじゃないかと思うことがある。